妊娠検査薬のPチェックを使用すると「フライングで陰性だったけど、数日後に再度使用したら陽性になった」や「生理予定日付近に使用したら陰性だったけど、後で見たら陽性になっていた」「1本目が陰性だったけど、2本目が陽性だった」のような、陰性から陽性になったパターンの方もいると思います。
陰性から陽性になると「妊娠しているかも？」と疑問に思いますよね。Pチェックで「陰性から陽性」になった場合は、パターン別で考えられる可能性が違います。今回はPチェックを使っていて陰性から陽性になるケースついてお届けします。
Pチェックで陰性から陽性になる事がある理由とは
フライング検査で陰性からの陽性
Pチェックで陰性から陽性になるケースのひとつは、排卵日のズレによって生理予定日が違っていた可能性です。生理予定日1週間後から使用できるPチェックは、「hcgホルモン」の検出感度で判定を行うそうです。
妊娠検査薬を使用してしたときに、「フライングで陽性が出た人がいるから私も行ってみた」という方もいるのではないでしょうか。実はこれ、フライング検査で陽性が出た方は、排卵日や生理予定日が予想よりも早かった可能性があります。
予定日はあくまで「予定日」なため、フライング検査をしているつもりでも「実は推奨された日程通りの生理予定日1週間後だった」という可能性があります。そのため、排卵日や生理予定日がズレていない方がフライング検査をしてしまうと、妊娠している場合でもhcgホルモンが既定値よりも少なく陰性と判定してしまうことがあります。
この場合はhcgホルモンが判定できる数値まで上がることで、後日再検査を行うと陽性と判定結果が出ます。フライング検査は正しい使い方ではないため、間違った判定が出てしまう可能性があります。
検査が可能な日程よりも早い段階でPチェックを使用してしまうと再検査を行うことになり、コストが増えてしまうためオススメできません。すぐにハッキリさせたい気持ちはわかりますが、正しい判定ができるようにもう少し待ってみましょう。
検査後に陰性から時間が経ってもう一度見ると陽性
Pチェックで陰性から陽性になる事がある理由には、正しい使い方以外は結果がハッキリしない場合があることも挙げられるでしょう。「検査後に時間をおいてから見ると陽性に変わっていた」というような、取扱説明書に書かれている使い方と少し違う形で見た結果が陰性から陽性へ変わった場合、その結果から妊娠の有無を判別することはできません。
妊娠検査薬の判定は100％合っているわけではないので、通常陽性が出た場合でも病院で妊娠が確定されるまでハッキリとはわかりにくいものです。妊娠時にPチェックを使用すると大半の方は「すぐに陽性が表示された」と話されています。しかし、不良品の場合やhcgホルモンがまだ少なかった場合は陰性と表示されてしまうことがあります。
その場合は、「数日後に再検査してみる」「朝一の濃い尿で検査する」といった方法で2度目の検査をすると、陽性の結果を見られる可能性があります。
しかし、一度目の検査が陽性で二度目の検査が陰性、後日病院へ行っても妊娠は継続しておらず「化学流産」といったパターンもあります。1つの妊娠検査薬で検査直後は陰性で時間が経ってから確認すると陽性に変わっていたという場合は、正しい使い方で見ると検査直後の陰性ということになります。
その後陽性に変わっていたということは「もしかすると妊娠の可能性はある」というハッキリしない結果なため、数日後に再度正しい方法で検査を行うことがオススメです。
2本検査して陰性からの陽性
このケースでPチェックで陰性から陽性になる事がある理由は、hcgホルモンの分泌量の変化です。妊娠検査薬のPチェックは、妊娠時にhcgホルモンの濃度で判定を行います。そのため、生理予定日1週間後から使用することで正しい判定ができる検査薬です。
しかし、女性の体はちょっとした環境の変化などでもホルモンバランスが乱れてしまうことがあり、生理予定日がズレてしまう事があります。
生理予定日1週間後にPチェックを使用して陰性の場合でも、「hcgホルモンの分泌量が足りていなかっただけ」という可能性があります。翌朝の濃い尿で2本目の検査を行うと「陽性だった」場合は、妊娠している可能性がとても高いと言えます。
まとめ
Pチェックで陰性から陽性になる事がある理由について簡単にまとめると、このような形になります。
- フライングは正しい判定が行えない
- 間違った使い方は正しい判定が行えない
- 正しい使い方で2本目が陽性の場合は妊娠の可能性が高い
生理が来るまではハッキリしない場合が多いと思います。モヤモヤしすぎてしまうと体に悪いので、どうしても落ち着かない場合は病院を受診しましょう。
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