兄弟の多い私は、自分の妹が中学生で妊娠をしました。長女の私は育児の真っ最中で、親からも妹からも相談を受ける中立の立場になっていました。中学生での妊娠は、
- 産むのか、産まないのか
- 金銭面の問題
- 両者の家族の問題
- 産後から独立までの問題
と様々な悩みや話し合いになる場面があったのです。まさに今、同じような悩みを抱えているお父さん、お母さん、そして、妊娠したと動揺している中学生の方の参考になるように。
両方の相談を受けてきた私の立場からの記録をまとめていきます。
中学生で妊娠が発覚、産婦人科を受診
私の妹の場合、妊娠が発覚したのは中学3年生の春でした。ですので、出産は中学校を卒業する前です。妹に「妊娠したかもしれない」と相談された母は、二人で産婦人科を受診しました。
思春期の真っ只中である中学生が、両親に妊娠を告げるのはとても勇気のいる話だったと思います。産むか産まないかに関わらず、早い段階で相談してくれた事はその後に関わる重要なポイントです。
もし、「妊娠したかもしれない」とこれを読んでいるのであれば、まずはお父さんやお母さんに相談しましょう。
産むか、産まないのか
口で言うのは簡単かもしれませんが、ひとつの命に関わる重大な問題です。私の両親は、まず妊娠した中学生の妹に
- 産む
- 産まない
このどちらを望んでいるのかを聞きました。
「産む」場合の今後とは
中学生が子供を産む場合は、
- 体が出産に耐えられる状態なのか
- 出産の費用の負担(出産育児一時金を考慮して)
- 赤ちゃんに必要となる用品の費用面の負担
- 出産後の育児に対する家族のサポート体制
- 独立時の生活方法
- パートナーとの今後
このような問題が出てきます。まだ成人していない中学生の力だけでは、解決出来ることではありませんよ。
そして、私たちの体験談としては、産むという選択肢を選びましたが、パートナー側から「産まないで欲しい」とお願いされました。
たとえパートナー側から拒否をされたとしても、絶対に産めないわけではないんですよね。だから、大切なのは母親になるという娘さんと、そのご両親との話し合いが一番重要だと感じました。
「産まない」場合の今後とは
産まないということは、人工中絶を行うことになります。
- 1つの命を奪ってしまう罪悪感に対する心のケア
- 未熟な体にかかる負担
- 人工中絶にかかる費用
- パートナーとの今後
このように、体や心のケアをサポートすることになります。中学生の子を持つ親は、まだ子育ての真っ最中です。そんな我が子が妊娠したとなると、同様してしまいますよね。でもこの決断は
- 妊娠している人
- パートナー
- 両家のご両親
がしっかりと話し合い、お互いが納得の行く方向に進めていくことが大切です。どちらを選んだとしても、決して後悔が残らないようにしっかりと考えましょう。
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